②二上山~竹内峠

←①屯鶴峯~二上山 ②二上山~竹内峠 ③竹内峠~平石峠→

二上山の懐に抱かれ、竹内峠で古道の真髄に触れるのだ

ダイトレルート二上山~竹内峠は、二上山、葛城山という特色ある二峰の間を結ぶ「繋ぎ」のような区間である。コース上の殆どの道は舗装されており、セメント舗装された歩道やアスファルト舗装された車道を歩く事になる。車道(国道166号線)は車の往来が激しく、歩いているすぐ脇をスピードを上げた車が通り抜けて行くので、あまり気持ち良いものではない。この二上山~竹内峠はできれば足早で通り過ぎてしまいたいルートなのだ。ただ、このルート、コースを少し外れれば史跡や見所が結構ある。雄岳、雌岳、葛木二上神社、大津皇子の墓、鹿谷寺跡、岩屋、石切場、大きなお地蔵さん、鶯の関跡、竹内街道等々、時間があれば、ルートを外れてそういった場所にも立ち寄ってみて欲しい。少しだけ飛鳥時代の息吹が感じられる筈である。ダイトレの正式ルートは、国道166号線を歩くのだが、この国道を歩かずに竹内峠へ抜けることのできるショートカット道がある。道は整備されており、迷うようなことも無いので、車の排気ガスに悩まされたく無い場合はこちらをお勧めする。

アプローチルート [↓][トップ]

この区間は二上山と葛城山を結ぶ繋ぎの区間のため、基本的には屯鶴峯~二上山ルートの後を引き継いで歩くことになるのだが、屯鶴峯~二上山ルートのだらだらとした登りが嫌な場合は、近鉄南大阪線の二上山駅、二上神社口駅、当麻寺駅などから、直接、二上山へ登ることができる。駅からのアプローチが良いので、一般的にはこちらから登るハイカーが多い。車を利用する場合は、万葉の森駐車場(無料)を利用するのがいいだろう。レストラン前の駐車場は満車の場合も多いが、国道を挟んだ反対側にも広い駐車場があるので、満車の場合はそこを利用しよう。
画像を拡大したい時はクリックしてください
レストラン前の万葉の森駐車場(無料)。一番最初に満車になる。

(撮影:2011年10月29日)
国道を挟んで反対側にある万葉の森駐車場(無料)の入口にある看板。レストラン前の駐車場が満車の時はこちらに停めるのがよい。

(撮影:2012年7月8日)
上の看板を入った所で撮影した国道を挟んで反対側にある万葉の森駐車場。2~30台は停車できる。

(撮影:2012年7月8日)
レストラン前駐車場のすぐ下にある駐車場。釣り堀の前の細い道を入ってすぐのところにある。この駐車場の奥に「ろくわたりの道」に向かう道の入口がある。

(撮影:2013年9月29日)

メインルート [↑][↓][トップ]

二上山には万葉の森駐車場から馬の背まで、雌岳を周回するような形で舗装道が伸びている。基本的にはこの舗装道を歩くのだが、この道は正式なダイトレコースでは無いので注意が必要だ。正式なダイトレコースは、「舗装道を歩く→鹿谷寺跡との分岐を左→途中のY字分岐も左(ここから土道)→岩屋峠で右折→岩屋杉の下を潜る→先ほどの舗装道に合流、左折→駐車場手前で左折し、大きなお地蔵さんの前を通る→国道に出たら左折→国道に沿って右側に小さな坂道が見えたら国道を横切ってその坂道を上る→竹内峠」という流れになる。

■ルートマップ
※赤い実線がダイトレ正式ルート、赤い点線は竹内峠に下りるショートカットルート、ピンクの実線はそれ以外の登山道、黄色の実線はろくわたりの道

map02-rou

画像を拡大したい時はクリックしてください
ダイトレプレート二上山。←竹内峠1.7km・屯鶴峯2.0km→と彫られている。

(撮影:2012年8月11日)
万葉の森駐車場から馬の背迄伸びているセメント道との出合い。ダイトレ北入口から右の山道を登ってきた。

(撮影:2012年8月11日)
黄色の展望台。ダイトレプレート二上山のすぐ近くにある。

(撮影:2012年2月5日)
【分岐】
鹿谷寺跡との分岐地点。右に曲がれば鹿谷寺跡やろくわたりの道に行くことができる。ダイトレはここを左。

(撮影:2012年8月11日)
【石柱①】
上の分岐地点にあるダイトレ石柱。

(撮影:2012年8月11日)
上のダイトレ石柱の裏側。ここの石柱は「二上山 No.1 平石峠」。

(撮影:2012年8月11日)
【分岐】
上の分岐を少し行くと現れるY字分岐。ダイトレは左の土道を歩いて岩屋峠に向かう。右のセメント道は万葉の森駐車場への近道。

(撮影:2012年8月11日)
【分岐】
上の土道を少し歩くと現れる雌岳への分岐。左の階段を上ると雌岳の頂上へ行く。ダイトレは直進。

(撮影:2012年8月11日)
上の分岐地点にある道標。

(撮影:2011年10月29日)
【分岐】
岩屋峠。左は祐泉寺、直進は竹内峠へのショートカット。正式なダイトレ道はここを右に曲がって、岩屋杉の下を潜り抜ける。

(撮影:2012年9月9日)
岩屋峠に立てられている道標。竹内峠へのショートカットの方向に「ダイヤモンド・トレイル 大阪府勤労者山岳連盟」と書かれた看板が立てられているが、これは大阪府勤労者山岳連盟が主催するダイトレ縦走大会のコース案内板。正式なダイトレルートではないので注意。

(撮影:2011年10月29日)
岩屋峠に立てられている昔の道標。

(撮影:2011年10月29日)
岩屋峠。歩いてきた道を振り返って撮影。「岩屋←」と大書きされた板が立てられている。

(撮影:2012年8月11日)
岩屋。岩屋峠を下って直ぐのところにある。

(撮影:2012年8月11日)
岩屋の柵に取り付けられている年表。西暦700年頃、岩屋と鹿谷寺が建てられたようだ。

(撮影:2011年10月29日)
岩屋のすぐ傍にある岩屋杉。残念だが1998年に台風で倒れてしまった。ダイトレはこの下を潜り抜ける。

(撮影:2012年8月11日)
岩屋杉の説明看板。

(撮影:2011年10月29日)
【分岐】
先程のセメント道との出合い。岩屋の直ぐ下のところにある。ダイトレは左。

(撮影:2012年8月11日)
上のセメント道を下って行くと右手に現れる古代池広場。月に1回、茶粥がふるまわれているようだ。

(撮影:2012年8月11日)
古代池広場の前にある古代池。この池を右手に見ながら坂道を下っていく。

(撮影:2012年8月11日)
【分岐】
大きなお地蔵さんのある分岐地点に出る。前述した分岐を鹿谷寺跡方向に曲がるとここに出てくる。万葉の森駐車場(トイレ)は直進。ダイトレはここを左に曲がる。

(撮影:2012年8月11日)
上の分岐地点に置かれているダイトレ案内板。

(撮影:2012年7月8日)
上の分岐地点にある道標。万葉の森駐車場は直進(上ノ太子駅)方向。ダイトレは左(竹内峠)方向。

(撮影:2012年8月11日)
上の道標のアップ。

(撮影:2012年7月8日)
上の分岐を左に曲がったすぐのところ。この大きなお地蔵さんの前を通る。

(撮影:2012年8月11日)
上のお地蔵さんを正面から見たところ。

(撮影:2011年10月29日)
お地蔵さんのすぐ先にある車止めの柵。この脇を擦り抜けて国道に出る。

(撮影:2012年7月8日)
上の車止めの柵の近くにある道標。

(撮影:2012年7月8日)
【石柱②】
上の車止めの柵の近くにあるダイトレ石柱。国道に出たら左に曲がって竹内峠を目指す。

(撮影:2012年7月8日)
国道沿いを真っ直ぐ歩いていく。

(撮影:2012年7月8日)
国道を反対側から見たところ。

(撮影:2012年7月8日)
【分岐】
しばらく国道を歩いて行くと現れる分岐地点。車に注意しながら国道を横切って右手の坂道を歩く。

(撮影:2012年7月8日)
この坂道を登っていく。

(撮影:2012年7月8日)
上の分岐地点にある道標。

(撮影:2012年7月8日)
車止めの柵があるので、横を擦り抜けていく。

(撮影:2012年7月8日)
坂を登りきると山の中に入る道が右手に現れるので右に曲がる。直進すると鶯の関跡に行く。

(撮影:2012年7月8日)
上の坂を登りきって逆方向から撮影したところ。ぐるっと迂回するようにして山の中に入っていく。ガードレールには地図が貼り付けられている。

(撮影:2012年7月8日)
上のガードレールに貼り付けられた地図のアップ。

(撮影:2012年7月8日)
上の地図のある場所から葛城山・平石峠へ向かう方向(ダイトレ)を撮影。

(撮影:2012年7月8日)
上とほぼ同じ場所で道の右側を中心に撮影。写真の中央、墓石のように見える石碑の前に竹内峠のダイトレプレートが埋め込まれている。

(撮影:2012年9月9日)
箱ヶ原林道組合と書かれた石碑の前にダイトレプレートが埋め込まれている。夏場は草に覆われてなかなか見つけることができない。

(撮影:2012年9月9日)
ダイトレプレート竹内峠。

(撮影:2012年9月9日)

ショートカットルート [↑][↓][トップ]

ダイトレの正式ルートは、岩屋峠から一旦万葉の森駐車場まで下り、そこから国道を通って竹内峠へ至る道だが、車の往来が激しい国道は、あまり歩きたくはない道だ。ここでは、国道を通らずに、岩屋峠から、直接、竹内峠へ下る道を紹介する。変に遠回りすることなく、直接、竹内峠へ下ることができるこの道は、二上山からその先を目指すハイカーに広く利用されており、おすすめのルートである。ルート上には一カ所だけ注意すべきところがある。岩屋峠を出てすぐのところにある小さな分岐だ。どちらを行っても直ぐに合流するので道に迷う事は無いのだが、左側の道はザレて滑りやすい斜面を歩くことになるので注意が必要。ルートの途中には、緊急時連絡先(蓮花ちゃんが描かれた消防署の連絡先看板)がいたるところに設置されているので、安心な山歩きができる。
画像を拡大したい時はクリックしてください
【分岐】
ダイトレショートカットは岩屋峠を直進する。

(撮影:2012年9月9日)
岩屋峠から進行方向を撮影。この坂道を上る。

(撮影:2012年9月9日)
すぐにこのように、道の真ん中に石柱が埋められているところに出る。

(撮影:2012年9月9日)
上の石柱。「史跡境界」と書いてある。史跡とは、このすぐ下にある「岩屋」のことだろうか…。「史跡境界」の意味するところは不明。

(撮影:2012年9月9日)
【分岐】
道標のない紛らわしい分岐。どちらを行ってもすぐに合流する。ただ、ここは直進したほうが良い。左にいくと下の写真のようなザレた斜面を歩くことになる。

(撮影:2012年9月9日)
上の分岐地点にある緊急連絡先看板。

(撮影:2013年4月14日)
上の分岐を左に行った時の道。滑らないように注意して歩く。

(撮影:2012年9月9日)
上の分岐を右に行った時の道。

(撮影:2013年4月14日)
上の分岐を右に行った時の道。斜面を少し上る。

(撮影:2013年4月14日)
上の斜面を登ると出てくる分岐。ダイトレショートカットは左折する。右は行き先不明。

(撮影:2013年4月14日)
上の分岐地点から行き先不明の方向を撮影したもの。

(撮影:2013年4月14日)
上の分岐地点からダイトレショートカットの方向を撮影したもの。

(撮影:2013年4月14日)
上の分岐を左に曲がるとすぐに出てくる合流地点。左の道は先ほどの巻き道。

(撮影:2013年4月14日)
上の合流地点を巻き道側から撮影したもの。左に脇道のようなものがあるので注意。

(撮影:2012年9月9日)
歩きやすい道。

(撮影:2012年9月9日)
階段を少しだけ上る。

(撮影:2012年9月9日)
またまた、階段。

(撮影:2012年9月9日)
【分岐】
山口神社や当麻寺方面に向かう道との分岐。木に下の写真のような地図が括り付けられているので迷うことはないだろう。ダイトレは直進する。

(撮影:2012年9月9日)
このような地図が括り付けられている。

(撮影:2012年9月9日)
【参考】
2013年4月14日の時点で、上の地図はこの写真のように木の下に落ちていた。現在はすでに無くなっている可能性があるので注意する。

(撮影:2013年4月14日)
上の分岐地点にある木に矢印で「当麻寺」「山口神社」「大池」と書いてある。ここを左に曲がると原岳を通って「当麻寺」へ下りることができる。

(撮影:2013年4月14日)
上の分岐地点。「ダイヤモンド・トレール→」の標識が立てられている。

(撮影:2012年9月9日)
気持ちのよい、歩きやすい道。

(撮影:2012年9月9日)
少しだけ階段を下りる。

(撮影:2012年9月9日)
道の脇に先ほどと同じような石柱が埋められている。

(撮影:2012年9月9日)
上の石柱。「境界」と書かれている。先ほどの「史跡境界」とペアなのか?

(撮影:2012年9月9日)
激下りの始まり。

(撮影:2012年9月9日)
階段をどんどん下りていく。

(撮影:2012年9月9日)
木々を通して、道路や車が見え出した。

(撮影:2012年9月9日)
国道に到着。左方向へ歩く。出口にも蓮花ちゃんの看板が…

(撮影:2012年9月9日)
このような緊急連絡先看板がルート上のいたるところに立てられている。葛城市消防署の皆様に感謝。

(撮影:2012年9月9日)
すぐにここを右に曲がる。右手は公園になっている。

(撮影:2012年9月9日)
右に曲がってすぐのところ。公園の中には、鶯の関跡や休憩所がある。

(撮影:2012年9月9日)
鶯の関の説明看板。表面が欠け落ちて読めない。

(撮影:2012年9月9日)
鶯の関跡。チョロチョロと水が流れている。

(撮影:2012年9月9日)
山に沿って坂道を登っていく。左手にはお地蔵さん。

(撮影:2012年9月9日)
上の写真の小さなお地蔵さん。

(撮影:2012年9月9日)
ダイトレ正式ルートとの出合い。

(撮影:2012年9月9日)

危険個所 [↑][↓][トップ]

岩屋峠から竹内峠に抜けるショートカット道の途中にあるザレた斜面に注意(手前の分岐を直進すれば通らずに済む)。

見どころ [↑][↓][トップ]

画像を拡大したい時はクリックしてください
ダイトレプレート二上山。

(撮影:2012年8月11日)
史跡岩屋。

(撮影:2012年8月11日)
岩屋杉(1998年に台風で倒れてしまった)。

(撮影:2012年8月11日)
大きなお地蔵さん。

(撮影:2011年10月29日)
鶯の関跡。

(撮影:2012年9月9日)
ダイトレプレート竹内峠。

(撮影:2012年9月9日)

歩行記録 [↑][トップ]

歩行記録は登山記録サイト「ヤマレコ」にリンクしています

←①屯鶴峯~二上山 ③竹内峠~平石峠→